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2008.12.31 良いお年を!
2008年ももう終わり!
今年は非常に濃い一年でした。
協力隊に参加して本当にたくさんの人と出会えたことが一番の収穫!
来年ももっとたくさんの人と会って、いろんなことを感じて、
少しでもモザンビークに貢献できるといいなぁと思います。

では、私は年末年始をマプトとザンビアで過ごします!!
行ってきます☆

みなさん、よいお年をー!!(*^0^*)
Prospero ano novo!
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12月27日(土)

一昨日25日にイニャンバネに帰ってきたんだけど、
それからずーっと雨が降っています。
結構ざーっと降り続いてる感じ。時々停電も。
この前まで「雨が降らない」「水不足だ」って農民が言ってたけど、
こんなに一気に降るのも困りもんだよなぁ。

イニャに帰ってきた日なんて、うちのすぐ近くで少し坂の下になっている
通りがあるんだけど、そこが水浸しになっていました。
Mercado Central(中央市場)の前の広場も水浸し・・・。
RIMG7035メルカド前水浸し

排水設備が不十分な上に、雨の降り方が一気にどばーっと
降るもんだから、溢れちゃうんだろうなぁ。
最近モザン、ザンビア、南アなどでコレラが発生してるみたいやし、
水が溢れたりすると衛生環境が悪化するのでちょっと心配です。

そして私が住んでいる家の造りは欠陥住宅風なので、
大雨が降ると、フツーに雨漏り・・・(--;)
昨日も朝から雨漏りでびちゃびちゃになった
先輩の部屋と私の部屋の片付けと雨漏り対策してました(^^;)
RIMG7044うちの庭も水浸し RIMG7041雨漏り
写真左はうちの庭。家庭菜園も水浸し状態。
右は私の部屋の雨漏り対策。とりあえずバケツとぞうきん。でも降り続くと床はびちょびちょ。。。
12月22日(月)~23日(火)

首都マプトで、農業系隊員7名で分科会がありました。
1日目はガザ州シブトで活動中の村落開発普及員と、農業土木隊員の現場を視察。
2日目はマプトで全員の活動状況報告など。

現場視察では、車を貸しきって約4時間の場所にあるシブト訪問。
イニャンバネの、ヤシの木がずらあーっと立ち並ぶ景色とは全く違う!
CIMG5419.jpg

シブトではUNDPが援助しているミレニアムビレッジという
モデル村を視察させてもらい、養鶏の様子や畑の様子、
モリンガという植物を見せてもらったり。
このモリンガという植物がすごい!!写真はモリンガの実と種。
RIMG6905.jpg

栄養もあって浄水作用もあるということで、興味が湧いた!
浄水作用というのも、種を砕いた粉をよどんだ水に入れて数時間待つだけなんだとか。
実際に浄水中のバケツを見せてもらい、上澄みがほんとに綺麗でびっくり!
写真はモリンガと使った浄水中のバケツを見せてもらっているところ。
RIMG6900.jpg

ここで活動中の村落隊員によると、マラウィなどではすでに商品化されているらしい。
こういう植物に注目できる彼女のアンテナの高さに本当に感心する。
イニャンバネでもやってみたい!!

もっといろいろ質問できたらよかったんだけど、
視察前の下準備とか心構えが全然できていなくて
質問できなくてもったいなかった。反省・・・。

昼食にはシブト名物の豚肉♪

あと、午後には農業土木隊員が掘っている井戸や水路も見せてもらった。
車が入れる場所から現場まで、結構距離があって、しかも日差しが暑くてばてばてだったけど(^^;)

2日目は他の隊員の近況や、昨日の視察の感想や反省、前回の分科会からの課題についてや、次回の分科会に向けての話し合い。
みんなの活動内容を知れたり、アドバイスしあったり、各任地の情報を交換しあったりと、とても勉強になりました。

今は農業系が7名いるけど、1月上旬に1名任期終了、3月に2名、6月にさらに2名と、どんどん減っていく。
しかもその間に赴任する予定の農業系は1名だけ・・・。
つまり、次の分科会(たぶん7月?)には農業系隊員たったの3人!!
さ、さみしい~~。
12月21日(日)

明日から農業分科会(農業系隊員の勉強会)なので、
今日の昼過ぎの飛行機でマプトに向かいまーす!
久しぶりのマプトー!都会ー!

いってきまーす☆
12月20日(土)

SNVというNGOが主催する「Inhambarte・イニャンバルティ」
(※InhambaneとArte(芸術、アートの意)を組み合わせた言葉)
という物産展を見に行ってきました!
葦で編んだ椅子や、アクセサリー、ココナッツオイル、絵画、
マンゴーやBolo de sura(ココナッツの汁を使って作ったパン)など、
イニャンバネで生産されたものをいろいろ販売していました。
お客さんは少ないな~という印象だったけど、おもしろかったです。

私が買ったココナッツオイル。1リットルのものが70メティカイス(約350円)。
RIMG6828ココオイル

ココナッツのボディーオイル。
男性用、女性用、男女兼用、年配用と4種類あって、各35メティカイス(約175円)。
4個セットでカゴ付きのものが170メティカイス(約535円)。
これはヨーロッパに輸出してるものなんだってー。
RIMG6833ココボディーオイル

******

あと、今日は任国外旅行のザンビア隊員がイニャンバネに来て一緒にお食事☆
さらにナミビア隊員も昼過ぎには対岸の町のマシシに着く予定だったんだけど、
バスの故障で到着が大幅に遅れてマシシ-イニャンバネ間の船の運行時間に間に合わず、
先輩がタクシーで対岸まで迎えに行くというバタバタもありました。(^^;)
時間とお金は余裕を持って旅行しないといけないなぁと実感。

それにしてもイニャンバネは他の国からいろいろ隊員が遊びに来てくれるので、嬉しい!
12月19日(金)

今日は灌漑システム講習会の最終日でした。
講習の内容は昨日までで全部終わっていたので、今日は参加している
技師や普及員たちの簡単な活動紹介と経験交換の場に。

私もなんかしゃべった方がいいのかなぁとか思ったけど、
ポル語も自信ないし迷いに迷った・・・。
でも、他の参加者の話が一通り終わったところでしゃべれそうな
タイミングが来たので「えーい!」と思って思い切ってしゃべることに。

私の活動の目的は、どんな方法でもいいので農民の生活をお手伝いすることで、
今Agro-turismo(農産物を観光分野へ販路開拓する)とか、
農民の組合活動(農産物加工とか手工芸)に興味を持っている。
でも私は外国人で現地語しゃべれないから、農民や組合と知り合うのはとても難しい。
だから、もしAgro-turismoや組合でいいアイデアや情報があればぜひ教えて欲しい。

というようなことを言った。
まじで緊張したーーーー!!!(><)
30人くらいものモザン人の前で、怪しいポル語でしゃべるなんて初めてやったし!
声震えたし、何回も詰まったし、途中単語分からなくなったりもした。

でもなんとなくみんな分かってくれたのか、(きっと分かろうと努力してくれたのね・・・☆)
講習会が終わった後に、
「たくさん農産物を作ってる郡や組合は知っているから、可能性があると思う。
また今度ゆっくり話しよう!」
と言ってくれる人がいたーー(T□T)

どきどきしたけど、言ってよかった。
ポル語が下手でも、とにかく自分のやっていること、したいことを
アピールしていくことが大切なのかも。
すぐに実現するのは難しいけど、一人でも共感してくれたり、
少しでも私のことを頭の片隅に留めておいてくれる人がいたら
いつか情報やネットワークにつながるのかもしれないと思った。

あーでもドキドキした。
2008.12.18 腰痛・・・
12月17日(水)

昨夜から腰痛です(´Д`;)
昨日、参加してた講義の場所から帰る時に乗った
配属先の送迎ミニバスの座席が、非常~に座り心地の悪い席
だったのでそのせいだと思います。
私は何年か前にサークルで腰を痛めたことがあって、それ以来
腰が弱かったんだけど、こんなに痛みが出たのは久しぶり。

今日も講義の続きに参加してたんだけど、
腰がズキズキ痛んで、一日中前かがみの姿勢。
モザン人にも心配されたり笑われたり・・・(-▽-;)
まるでおばあちゃんです(苦笑)

家に帰ってきてから先輩にご飯を作ってもらい、
マッサージもしてもらい、シップも貼ってもらい・・・。
腰が痛いとなんにもできなくて困るわ・・・。
2008.12.18 灌漑講座1日目
12月16日(火)

今日から4日間、灌漑課の同僚が開催する講座に参加することに。
テーマは農業灌漑について。
イニャンバネ州の各地から農業技師や普及員が集まってた。

8時から始まる予定が、いつものことながら9時スタート。
配布して使う、約30ページはあろうかというレジュメは
8時からホチキス留め開始!
ってか前日までにやっとこうよーー(´Д`;)
しかも3ページ目のコピーが抜けてた(笑)
前日までに準備できてたらあわてなくて済むのに。
あぁモザンビーク・・・。

今日の講義内容は、野菜の生育に必要な水の量を計算する方法について。
ただでさえ数学(というか算数・・・)が大の苦手なのに、
ポル語で説明されるともう何がなんだか!
人生において二度と再会することはないと思っていた
”公式”と”関数グラフ”・・・。
いったい何年ぶりだろうというくらい久しぶりに計算をしました。

見て!この頑張った感満点のノート!(笑)
 ↓ ↓ ↓
RIMG6681ノート
12月14日(日)

もうすぐクリスマスですね。
日本ではクリスマスソングとか、装飾とか、すごいんだろうな。
イニャンバネには日本のようなクリスマスムードはありません。
少し大きな商店でちょっとした電飾があったり、
クリスマスの飾りが少ししてあったり、という程度。

それに、モザンは年末年始が一番暑い真夏!
こんな暑い時期にサンタさんの格好なんて想像もしたくない・・・(笑)

でもモザン人はクリスマスを楽しみにしています。
最近はよく、
「クリスマスはイニャンバネで過ごすの?」とか
「あなたの家ではFesta(パーティー)やるの?誘って~」
とかよく聞かれるな。
クリスマスはみんな飲んで踊ってのどんちゃん騒ぎになるのでは・・・(--;)
きっと一晩中大音量のダンスミュージックが聞こえてくるんだろうなぁ(笑)

ちなみにモザンはキリスト教が一番多い宗教なので、
12月25日も「Dia da família」(家族の日)で祝日です。
12月13日(土)

昨日の夜、同居の先輩とプチ忘年会をしました♪
いつもよりちょっと豪華な料理にして、ビールもたくさん冷やして。
RIMG6505忘年会
金曜日なので、心置きなく飲めるのが幸せ!!
しかしこっちに来てからビールに強くなったなぁ(笑)
活動のこととか、日本での話とかいろいろしゃべってたんだけど、
私はいつのまにか途中で寝てしまってたみたい・・・(^^;)
目が覚めたら早朝の4時で、2人とも居間のゴザの上で寝てました(笑)

なぜちょっと早めの忘年会をしたかというと、来週からちょっとバタバタだから。

12月16~19日は同僚が企画する「灌漑システム」の講座@隣の郡に参加。
12月21~25日はマプトとガザ州で農業系隊員の分科会(勉強会兼情報交換会)。
12月28日~日本から友達がイニャンバネ訪問。
12月29日はもうすぐ任期満了になる隊次の先輩たちがイニャンバネ宿泊。
12月31日にマプトへ向かい、1月3日~1月8日は同期とザンビアへ任国外旅行。
1月の中旬には健康診断でマプトに1週間ほど滞在予定。
とまぁ、めちゃバタバタする1ヶ月半ほどになりそう。
活動は全然できそうにありません(笑)
12月12日(金)

午後、イニャンバネにあるTOFOというビーチで、観光客対象にアンケート調査した。
イニャンバネの農産物に対する印象とか、期待するものとかを知りたかったというわけ!
ただでさえ人見知りなのに、観光客のほとんどはポル語がしゃべれないので、
苦手な英語でアンケートの目的とか説明しないといけなくてしんどかったー(´_`;)
私のぐだぐだな英語はほんと恥ずかしい限り。
でも協力的な人が多くて助かりました。

前にも1回やったんだけど、それと合わせて今日で35人のデータが集まった。
野菜よりも、マンゴーとかパイナップルとかの果物に対する評価が高いみたい。
野菜でも評価の高いものは、たいがいイニャンバネでは作っていないトマトとか・・・。

イニャンバネの環境では質のいいトマトとかじゃがいもを作るのは難しいと思う。
大規模な農業資材投資を入れたらできるかもしれないけど、
モザンの小農家には到底無理だと思うし、リスクも大きい。

あくまでも観光客に直接販売することを考えた場合は、
新しい野菜を導入したり、野菜の質を上げることよりも、
今評価されている果物の質をあげたり、
果物を利用した商品開発をしていった方がいいのかもしれないと思った。
12月6日(土)

マンゴーがおいしい季節になってきました!

最近、小さいやつだけどマンゴー4個で1メティカイス(約5円)で売ってたので
12個買って冷蔵庫に入れてウキウキ食べてたんだけど、
さらに昨日、配属先の日本人の同僚(元協力隊員さん)に
マンゴーをどっさりいただきました!!
おっきなたらいに入って30メティカイス(150円)だったそうで、
冷蔵庫に入りきらないから半分おすそわけだそうです。

RIMG6325まんごー
 ↑ ↑ ↑
てか、これで半分て!!(笑)
しあわせ♪o(*´▽`*)o
12月4日(木)

モザンビーク農業省が行っている「Trabalho de inquérito agrícola2008」という農村調査があります。
今日、イニャンバネ市内の地区でこの調査をするという情報を聞きつけて、
無理やり調査団の車に乗せてもらい、同行させてもらいました(笑)

調査団は調査員3人とDPAの職員1人、運転手1人というチーム。
調査の手法としては、こんな感じで進めているらしい。

①地区の世帯数、家族構成、土地所有の概要把握。
②上記の中から、畑、果樹、家畜のいずれかを持っている世帯をピックアップ。
③②の中でランダム表を用いて、8軒の調査対象を決定。
④8軒のうち、2軒は聞き取り調査+土地の測量。残り6軒は聞き取り調査のみ。

RIMG6204TIA.jpg
今日はMarrambone(マランボーニ)という地区で、④の作業。
上の写真みたいな、同じような風景が続くところをずんずん進む調査団。
迷わないのかな・・・。
私は調査員の一人について行って、2軒の世帯で聞き取り調査の様子を見せてもらいました。
1軒目は6人の子供がいるお宅で、2軒目はおばあちゃんの一人暮らし。

質問表は35ページあって、家族構成や教育レベル、土地の所有や作物の有無、
売買の有無、自然災害の被害の有無、農業用具の有無、穀物の購入の有無
など、けっこう細かく項目が用意されていて、1軒大体1時間~1時間半くらいかかった。
畑で育てている作物の作付け面積の割合を、豆を使って表してもらう
「Jogo de Feijão」(直訳すると「豆遊び」)という手法を使っていたりして結構面白かった。

左の写真は「Jogo de Feijão」を説明している調査員と、農民のおばあちゃん。
右の写真は畑を測量する調査員。
RIMG6247jogodefeijao.jpg RIMG6267TIA畑の測量

調査の内容も、私のような外国人では分かりにくいモザン農家の生活状態を
垣間見ることができたので興味深かったです。

調査した内容はその場でパソコンに入力。
一応この調査用のちゃんとしたプログラムが用意されているっぽかった。
電源なんてないからわざわざバッテリーまで運んで来てました・・・(^^;)
RIMG6280TIA入力作業

朝8時半くらいに出発して、16時半くらいまでずっと屋外だったので、
今日も見事に焼けました!!(笑)
12月2日(火)

仕事が終わって職場を出ようとすると、同僚が
「おーい、鶏持ってきてるで~♪」と手まねき。
見てみると、配属先の庭で鶏が散歩してる!!(笑)

クリスマスシーズンに向けて、この時期は鶏の需要が高まる時期らしい。
私も同僚から1羽100メティカイス(500円くらい)で、2羽購入☆
同僚に手伝ってもらって逃げ回る鶏を捕獲!!
「コケーッ!」っとか鳴かれながら、両手にぶらさげて帰宅。
生きてる鶏って体温が高かった~。

NTC訓練所で鶏のさばき方は教わったけど、さすがに自分で
やるのはちょっと・・・ということで、明日お手伝いさんにやってもらうことに。
それまではしばしうちの庭で放し飼い。
思わず情が移ってしまいそうなかわいさでした。
もちろん、おいしくいただきますが。( ̄ー ̄;)

写真はうちのじゃがいも畑(?)をうろうろする鶏たち。
RIMG6176ふらんご